先生方の声

最初は2剤の過酸化水素を5倍も入れるなんて、ありえないと思いました。

 

しかし、実際にしっかり染まるのと、使用していくうちに、他のカラー剤と比べたらダメージが少ないことを実感しました。お客様がリターンしてきたときの手触りが全然違うんです。

初めは色味が少ないので試行錯誤しましたが、ダメージを考えると自然とイチ・ゴカラーを提案するお客様が増えてきました。

今ではカラーの在庫も少なくて済み、良いこと尽くしです。

 

東京都 スタイリスト A・M様


 

当店の白髪染めのお客様は頻繁にカラーをされる方が多いため、ダメージの蓄積、ボリュームダウン、色が暗くなるということが多く、いつも何とかしたいと思っていました。

 

さっそく噂のイチ・ゴカラーを使ってみたところ、3回くらい繰り返すと、毛先の手触りも変わってきました。

ダメージが少ないのか、毛先強度が劣化しにくい感じです。ボリュームダウンも解消されました。明るく締まるだけではなく、頭皮刺激も少なく、においが少ないので助かります。

 

東京都 スタイリスト S・T様 


 

この薬は、使用する人間の考え方次第で無限の可能性を秘めていると思います。というのは決して大げさな話でも無いと思います。

 

なぜなら、こんな単純なカラー剤はないからです(笑)

まずはカラー剤としての特徴は、ナチュナル系NB系のグレイカバーです。染まりも放置タイムをしっかりおけば、しっかり染まります(20分~30分位)

みなさんがビックリしている1:OX5も特に問題がないのです。逆に言ったら、今までそんな薬が無かったからビックリしている?

通常OXの量が多い薬はトーンを上げる薬。そんな認識があるためにビックリしたのではないでしょうか?(自分もその一人です。)OXが多いため、薬の粘性が多少ゆるいと思われますが、チョイゆる程度でむしろ塗布しやすく薬剤も通常より少なくなります。

プレーンリンス後の手触りも良く、一ヶ月後の褪色も少なく、通常のグレーカバーとしてはとても優れています。

 

ここで皆さんが落っこちやすい問題です。

明るめの白髪染めは?・・・しっかり染まります。但しNB系のためトーンが上がるほど、オレンジ色が強くなりがちです。

ちなみに当サロンでは、カッパー系希望のお客様には、5・6トーンのリタッチのお客様「専用」のカラー剤として使用しています。

それ以外のファッション系グレイカバー希望のお客様には、従来の薬剤を使用しています。

しかし、欲が出てきてイチゴカラーで何処までやれるか?なんて考えながら仕事をしているために、ベースカラーはイチゴの6、ハイライトで寒色系の色を入れて全体がウォームブラウンにならない様な事などをして工夫しています。

この薬剤を使いこなすコツは、あまり難しく考えずに、薬の良さを認め(しっかり染まる)一工夫して使用する事だと思います。

 

K先生の声

 


「イチゴカラー・・なめていましたね。もう少しうくと思っていました。ビックリしたぁ!」

長崎市でのe-Kreisさんでの講習の時です。モデルはオーナーのAKASE先生。仲間の先生を呼んでいただいてのイチゴカラー講習です。

ワンタッチで白髪にも黒髪にも均一にしっかり色が入りました。今までにないイチゴカラーに新鮮な驚きです。集まった皆さんにもその場で導入を決定いただきました。

各先生、お客様の喜ぶ声が見えたんでしょうね。

 


「本当に8レベルで染まるの?うかないの?」疑いの声から始まった講習会

イチゴカラーのモデルになったセレクトさんのスタッフYAMAMOTOさん。

今までは、明るい白髪染めをしたいのに、8レベルではキラキラうくので、グググッと我慢して7レベルで染めていました。

しかも、塗布したとたんピリピリジンジン。コームの先っぽで掻いてたくらいです。

(前の方には、白髪が集まっている「関口くん」と呼んでいる部分があります。)

 

それが、イチゴカラーではどうでしょう・・・まず、塗布しても刺激まったくなし!

ワンタッチ全体染めのNB-8で明るくしっかりキラキラもなし!(関口くんもしっかり染まっている~)


 

「今までのカラーと比べると本当にいいですね~」

「とくにNB-8はおしゃれ染め感覚で白髪染めができます。今までは8レベルで染めてもどうしてもぼかす感じか、ういて光ったりして、中には染め直す人もいらっしゃいました。

イチ・ゴカラーの場合は8レベル単品で30分自然放置でしっかり染まります。

 

 「根元部分の白髪を8レベルで塗布するのですが、中間から毛先が8レベルより黒っぽい色でも同じ色に染まりますのでワンタッチ塗布でいいですね。今までは、白髪の量が多いと当然明るくできるのですが、量が少ないほど、どうしても白髪部分がういてしまい明るくしにくかったですね。その分、いろいろ工夫しながら塗布していましたが、今はそんなことしなくていいんです。」


 

「ワンタッチで同じ色になるのは、いいですね」

1:5の配合でOXYが多い分、色素を飛ばして黒いところのトーンを上げるんでしょうね~

特徴がわかりましたので、もう大丈夫ですよ。色味にこだわりたかったら、強調色で濁らせたい色や鮮やかな色を出せばいいですよね。

 

講習の時に先生自らモデルになったので、その後の経過も体験できています。

講習の時は、イチゴカラーをより確認するためにトリートメント等の後処理はなし。

刺激に関しては、今までと違いまったくなし!その後もなんともないようです。

 

先生「色落ちもない、毎日の処理はしないのにパサつきが感じられないですね~」やはり混合時のアルカリ剤の量が少なくなる分、残留も少ないんですね。


 

「意外でした」

☆先生「意外でした・・・混合表とおりに1剤を出したのですが、あまりの少なさに大丈夫か?と思いました。全体で120g。しかし、明るく白髪もしっかり染まりワンタッチで全体がきれいに染まりました。刺激もまったくなかったようですよ。へぇ~と意外でしたね。」

 

「今までディーラーさんが8レベルでもしっかり染まるカラー剤ですよ。と持ってきたのを試しましたが、8レベルでも7レベルか6、5レベルまでトーンが下がるのがほとんどでした・・・

しかし、これは下がるどころか9レベルまで上がるのではないか?と思うほどでした。まったく逆の現象なんですよね。これも意外でした。面白いですよね~」


「今までは、白髪を明るく染めようとすると色の入りが薄くなってしまったり白髪をしっかり染めようとすると仕上がりが暗めになってしまったりしていましたが、このイチ・ゴカラーはおしゃれ染め感覚で白髪もしっかり染まります。」


「仕上がり感も艶々になって手触りもGood!施術中の臭いもありません。」

白髪がちょこっと気になるけど白髪染めはしたくないと思われているお客様にはとてもおすすめのヘアカラーです。



Q&A

Q 1:5の混合で2剤の過酸化水素が多いので軋んだり傷んだりしないのですか?

 

A 過酸化水素の量は増えますが、むしろ1剤が少ない分、アルカリとジアミンの影響が減るので、これまでのカラー剤より髪が傷まず、頭皮への  刺激も最小限に抑えられます。

 

Q 髪のダメージ、頭皮のダメージは大丈夫?

 

A 通常1剤アルカリの量によりダメージは変わります。2剤の量が多い分塗布時のアルカリの量が減り、ダメージが軽減できます。

     また、アルカリが減る分、アンモニア臭も軽減できます。

 

※ここで面白い実験

 

アルカリについて実験をしました。

 

写真①は、同じ人間の腕にライトナー(茶)の1剤単品と2剤OX6%単品(白)をつけたものを、それぞれパッチテストしました。

 

ライトナー1剤には染料は入ってないのでアルカリ剤単品と考えることができます。

30分放置して流したのが写真右です。

2剤の過酸化水素の方はまったく変化がありません。

これに対してライトナー1剤単品の方は炎症(赤丸)を起こしています。

簡単に言うとこれが、ヘアカラーがしみるという原因なのです。

Q 2剤が多いからトロトロになって塗布しずらくない?

 

A 特殊製法の2剤です。かなり時間をかけてこの粘度にしました。

  トリートメント成分も多く入りとても塗布しやすいです。

Q  赤味が少し強いですね?赤みを消す方法は?

 

A イチ・ゴカラーは白髪を目立たなくするため、あえて赤みに振ってあります。

  気になる方は、BK1を1剤の5%(1剤20gの場合、1g)添加してみてください。赤みが消え、ナチュラルな色味になります。

       

Q 他の色味は出ないのですか?

 

A シンプル設計こそが、持ちのよいカラーだと考えます。

        また、他の色を求めますと、処方のバランスが崩れ(直接染料など)

     イチゴカラーの良さでもある明るく染める事ができません。

Q 染料の高濃度はジアミンも濃くなっているのですか?(※ジアミンも濃くなっているイメージ?)

 

A 濃いイメージがありますが、国の法令内での量です。使用時には5分の1になるので使用時の濃度は高くなりません。また、過酸化水素5%の力(6%÷6×5)で使用ができるからこそ、この発色が楽めます。

Q 白髪が多いと高レベルに見えます。

 

A 1トーン落としてみてください。白髪率30%以上の時は7レベルをお勧めします。

Q 白髪にはきれいに入るのですがどうしても若干うく部分があります。

 

A 放置タイムを長く(40分)おいて頂くか、NB5などを1割配合してください。

    (注意・・若干暗くなります。)

      また、塗布量など色々と工夫してください。

※自然放置をお勧めします。

Q カラーチャートはないのですか?

 

A 申し訳ございません。

    通常はナイロンのカラーがありますが、あくまで目安です。

    お客様のベースの色も十人十色、全員同じ薬剤で染めても同じ色にはなりません。

    だからカラーチャートは作っていません。