ティージュ

Tige  ティージュ 

 

フランス語で植物の「茎」「幹」の意味 全身美容液ジェル頭皮・毛髪・肌・全身美容に使用するジェル状美容液(使用後pH4.5~5.5の弱酸性 等電点で安定化させる)(過渡な酸化をも防ぐ)ジェルそのものは使用方法によりpH4.0~8.0で可変(ボトル内ではpH8.20~9.00で安定)

 

使用方法

美容液として肌・頭皮に使用する場合は、手に取りよく摺り合わせるようにしてpHを弱酸性に可変させ使用。ラスィーヌトリートメントと併用して毛髪に使用

ティージュ 500ml

ティージュ 150ml

用途・目的

トリートメント施術においての頭皮・毛髪ケア(仕上げ)

カラー・パーマ・ストレートパーマにおいての仕上げに使用(空洞化防止)、ストレートパーマにおいてのアイロンの前処理などの使用します。

 

〇瞬時にトリートメント成分を浸透させる

〇ヒートプロテクト作用

細毛ボリュームアップ、くせ毛をまとめる

〇スキンケアとしても優れた効果を発揮、お顔だけでなく全身美容ジェルとして使用


本品は元々、肌用(フェイス用)基礎化粧品として開発された経緯を持ちます。

メーカー独自の高分子ゲルを使用するイオン調整技術により、陽イオンである水素イオンを高分子であるコラーゲン・ヒアルロン酸・ポリアクリル酸に格納し、肌に水分補給および保持、細胞賦活化を目的に開発された商品であって、毛髪に対してはトリートメント成分との結合しゲル化により、毛髪内部の空洞を埋める目的を持ち、また、アイロン・ドライヤーなどからの熱による損傷を防ぐヒートプロテクト効果を持ちます。

 

肌に対しては、陽イオンを供給することにより肌細胞の再賦活を目的とし、血流の微小循環・リンパの流れを作り、ムクミや肩こり改善に寄与し新陳代謝全体の向上ができます。これはお試しの価値あり。角質に高分子による水分保持層を形成し、プレジール社の基礎化粧品(ミラージュ等)と併用することで、保湿レベルでなく保水と言えるレベルまで水分を保持することが可能となります。

 

酸化傾向・アルカリ傾向のどちら側にどちら側に傾いた皮膚・毛髪でもpH4.5~5.5の弱酸性(等電点)領域に誘導します。

 

ラスィーヌトリートメントを毛髪内部に浸透させて、結合することによりゲル化し空洞化を阻止。ゲル化させるポリイオンコンプレックスについては下記をご覧ください。

 

高分子ゲル構造の中に、水分を保持しているため優秀なヒートプロテクト能力を持ちます。この効果は施術に効果的です。

 

元来フェイス用に作られているため、コラーゲン・ヒアルロン酸を多く含有するため髪のまとまりを良くし、ハリコシを出してくれます。

ポリイオンコンプレックス

ポリイオンコンプレックスとは、マイナス(アニオン)とプラス(カチオン)を持つポリマー(高分子)の物質同士の反応であり、ポリアニオンとポリカチオンを水溶性液中で混合すると強い静電相互作用により水溶性だった物が難溶性の物質が作られることをいいます。
現象として、透明な水溶液が二つの極性の高分子を反応させることで白濁したり、テープ状の物質が作られたり、ゲル化や粘性が高くなる等の反応があります。
この反応は古くから化学反応として知られているがポリイオンコンプレックスの形成機構やコンプレックス内部の高分子鎖のコンホメーション・パッキングなどについては、いまだに十分な知見が得られていません。
理解を困難にしている原因の一つは、コンプレックス形成が不可逆的に起こり、コンプレックス構造がしばしばその調制条件に依存する点にあります。
これを美容施術で応用する場合、ポリアニオンとポリカチオン(極性の違う高分子同士)を毛髪上でポリイオンコンプレックスの反応を起こさせ、難溶性物質を毛髪に付着させ、加熱及び脱水を行うことで被膜を毛髪に吸着させ、被膜感、ツヤ感、感触、剛性等の持続性を向上させることが目的となります。

なぜ、美容技術に必要か?

パーマ・カラーの施術において、損傷している毛髪部分はマイナス(アイニオン)に帯電していると考えられているがゆえに、ほとんどのトリートメント剤はプラス(カチオン)系の成分を取り入れ、損傷部分と静電相互作用により吸着するように仕向けられているが、その吸着部分は薄く剥離しやすいのが難点であり、また損傷部分以外の電荷は必ずしもマイナス(アニオン)ではなくそのほかの部分ではトリートメントの効力が低くなる欠点があります。
その損傷部分からの剥離を防ぐために化学反応であるポリイオンコンプレックスを利用する施術が考えられました。
これが、トリートメント成分を補充して、ティージュでゲル化させるアデュール・パセ頭皮ingヘアエステシステムです。

 

ティージュ Q&A

 

 

 Q. ティージュのpHは?

 

 A. ボトル内の状態でpH8.209.00です

 

 Q. ティージュの主成分は?

 

 A. ヒアルロン酸Na.ポリアクリル酸Na、グアイアズレンスルホン酸などです

 

 Q. pHがアルカリから酸性へ変動するのですか?

 

 A. ティージュに含まれるポリマー(高分子)であるヒアルロン酸Naやポリアクリル酸Naは表面的にはOH-を持つアルカリ性を示しますが、高分子内部に 酸性であるH+を格納し、手ですり合わせる・皮膚や髪に塗りこむなど、この高分子構造を不安定にしたときに内部格納されたH+などの酸性成分が 表面に現れるため弱酸性に変動します

 

 Q. ラスイーヌトリートメントを使用すると、ゲル化するのですか?

 

 A. ラスィーヌトリートメントはアニオンとカチオンの両方の性質を持つトリートメント剤ですが、ティージュに含まれているポリマー(高分子)はカチオン系のため ラシィーヌとリートメントに含まれるアニオン系成分と静電相互作用により、それぞれ水溶性だったものが難溶性に変容することにより美容成分を含んだゲル状となります

 

 Q. ほかのトリートメントに使用した場合はゲル化はしませんか?

 

 A. 他社製品については、作用確認ができないためお答えできませんが、弊社ティージュとラスィーヌトリートメントによるゲル状形成は、髪の柔軟性を保ちながらも ダメージホールを埋めることに最適化しておりますので、他社製品についてはオススメできかねます。

 

 Q. なぜ、血行がよくなるのですか?

 

 A. 皮膚外部からの基礎化粧品成分の浸透は角質部分までと考えられますが、イオンについては皮膚表面から深層部までイオンチャンネルという通路が確認されており 陽イオンなどは、その絶対量はすくないものの深層部まで影響するといわれており、ティージュが格納するH+が浸透した場合、肌細胞のイオン交換(ハイドロポンプ) などに働きかけ、ひいては毛細血管の循環に寄与し血流を促すためと考えられます。

 

 Q. ラスイーヌトリートメント+ティージュをすると、ごわつきを感じることがあるのですがなぜですか?
また、その対処法はありますか?

 

 A. ごわつきの原因は、ラスィーヌトリートメントの量に対してティージュの使用量が多いときに起こりやすいです。(ポリイオンコンプレックス形成時に 高分子の絶対量が多く、中空で格子状に固形化するためと考える)このような場合はラスィーヌトリートメントの量増やすか、ティージュの使用量を少なめから始めて量を加減する、またはRBCをスプレーしトリートメントの 不足分を補うようにしてください。

ティージュ ラインナップ

ティージュ 500ml 

ティージュ 150ml