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フイヤージュの施術での用途と使い方

昨日はフイヤージュの自宅での使い方を書きましたが、今日はサロンでのフイヤージュの用途と使い方を書きますね。


フイヤージュは全身希釈美容液で、毛髪・頭髪ダメージの原因である残留アルカリを完全除去します。

 

使用方法は簡単。pH1.65(1.25~1.85)(希釈前)3Lの水に対し9ccを使用し希釈します。ここで約pH3.5にして使用します。

 

この希釈水をカップで丁寧にかけていきます。3分間が目安となります。


この工程を循環シャワーワで行うのが、デトックスシャワーです。これがまた気持ちいいのだ。


用途・目的としてはトリートメント施術においてのと頭皮・毛髪のケアです。

 

カラー・パーマ・ストレートパーマにおいてやの前処理・後処理に使用。

カラー・パーマによる残留アルカリ等薬剤、シャンプーでは落ちない毛根の汚れを完全に除去します。

 

他にも、弱酸性に収める、アルカリ残臭除去、頭皮環境を適正化します。

このフイヤージュは、毛髪・頭皮ダメージの原因である残留アルカリ等薬剤の完全除去を目的に開発された商品です。

 

メーカー独自の高分子ゲルを使用するイオン調整技術により同pHに調整されたクエン酸などの水溶液に比べ、パシ感がでにくく毛髪中心部までの浸透性に優れ、施術によってアルカリに傾いた頭皮・毛髪をpH4.0~5.5の弱酸性(等電点)に調整するという優れもの。

 

これにより、シリコンや2剤などを取り除くことができるため、以降の薬液の浸透などか最適化され施術が行いやすくなります。

 

さらにアルカリで膨潤し開いたキューティクルを収斂させることにより、キューティクルが整列することで、乱反射を 防ぎ自然なツヤ感を取り戻すことができます。


後処理で、しっかりとした酸化処理を行うことで、アルカリ残留による褪色・空洞化・結合の緩みを防ぎ、パーマ・カラーの持続性向上、アルカリ残臭も消臭します。

 

また、カラー施術後、アルカリに傾いたままでは、水道水に含まれるカルシウム・マグネシウムイオンが付着しやすく、ゴワゴワ感の原因になりますが、フイヤージュによる弱酸性(等電点)処理により、キューティクルを整列させ閉じることによりゴワゴワ感をなくし指とおりが向上します。

パーマやストレートパーマにおいて、アルカリを除去しキューティクルを整えることにより、施術後すぐにシャンプーなどができるため時間短縮が可能となります。

 

シャンプー後に行うことで、シャンプーでは落ちない頭皮の皮脂・残留シリコン等の汚れを取り除き、弱酸性環境に適正化、健康な頭皮を作ります。

それでは、パーマやカラーの連続施術においてはどうでしょう。


パーマの時は、後処理に使用することで、アルカリを除去しキューティクルの状態を整えることができるため、カラー施術による薬液の影響でパーマ(ウェーブ)がゆるくなったり、取れにくくなります。

 

パーマとカラーの連続施術においては、パーマ時のアルカリダメージにカラー時のアルカリダメージが重なることになることで、個々の施術においてフイヤージュによる酸化処理を行うことでダメージが軽減します。

 

カラーやパーマの施術には、必需品と考えています。

 

今日は、「フイヤージュの施術での用途と使い方」を書きました。最後までご覧いただきありがとうございました。