アルファビューティーを使えなくてわかったこと。

アルファビューティーはお店の水道水を電気分解して、安定したアルカリ性で溶存水素が増えた還元力の高い水と酸性で溶存酸素が増えた酸化力の高い水を作りだすマシーンです。


電気分解ですので、原理としてアルカリ側のマイナス電極に水道水に含まれるカルシウムが集まり固まってきます。

通常はクエン酸を使って電極洗浄を行い付着したカルシウムを取るのですが、地域によっては水質の関係でカルシウムの付着が異常に多いところもあります。

 

このカルシウムが、電磁弁に詰まったりしてトラブルの原因となる場合もあるのです。

 

その場合、先にデモ機をお店に送りアルファビューティーがない状態をつくらないようにしています。

 

ただし、今回は別。

アルファビューティーデモ機のほとんどがお試しデモ機として沖縄、宮古島、石垣に行ってしまいトラブルがあった美容室さんがアルファビューティーが全く使えない状態での施術をしていただくような事態となったのです。ご迷惑をおかけしました。

 

お試しデモ機を出していた美容室さんのほとんどが導入を決め、やっとデモ機が戻ってきたのですぐに持っていきました。


その時の皆さんの言葉です。

 

「助かりましたぁ~仕上がりが全く違います。パーマもカラーも同じく工程でするのですが、違うんですよね。上手く表現できませんが、ザラザラ感が残ります。」

 

集まったスタッフさんも頷きます。皆さんそう感じてたようです。しかも、皆さんザラザラ感と言う言葉を使いましたね。

 

「あと、カラー剤やパーマ液の無くなり方が早い早い。これにはビックリでした。」

 

そう、アルカリの水で前処理(塗布するだけ)することで毛髪にカラーが染まりやすい、パーマがかかりやすい環境を作ります。

 

そして、カラー剤やパーマ液(アルカリ性)にアルカリの水を混合して使います。それでも環境ができているので、しっかり染まりパーマがかかります。

さらに原液を使用しない分、ダメージが少ない施術ができるのです。

 

あとは、中間処理で酸性の水で中性にして、後処理で酸性(等電帯)まで持っていきます。

 

この前処理と薬剤混合ができなかった分、薬剤の減る量が半端なかったのです。中間処理と後処理ができなかった分、仕上がりに違いがでたのです。

 

仕上がりの絶対的違いと、薬剤の使用量の違い。逆に言うとアルファビューティーがあると、仕上がりが良さと薬剤の使用量削減となります。

 

導入サロンさんは、当たり前になっていますが、長い目で見るとお客様の髪のダメージ軽減と材料費削減。結果、極上の仕上がりとお客様満足度アップにつながっています。

 

アルファビューティーは、使うと良さがわかりますが、使えない時にさらに良さがわかるという話でした。

 

今日も最後までご覧いただきありがとうございました。