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イチゴカラーは髪のダメージが少ない?

いよいよ危険な台風10号が明日、明後日特別警報級の勢力を維持したまま長崎県に接近し、上陸するおそれもあります。

FBを見ていると、すでに万全の対策をしたという先生もいました。

進路に当たる地域の方は、速やかに最大限の備えをするようにしましょう!!

 

さて、今日はイチゴカラーで染めると髪のダメージが少ない?って話です。

 

髪のダメージが少ない?

本当かい?という話ですが、本当なんです。

 

なぜならば

 

髪が傷むと言いますよね?ヘアカラーをしたら傷みます。パーマをしたら傷みます。

 

なぜ、傷むのか?

 

カラーもパーマもアルカリが入っています。(パーマは還元剤も入っています)

 

そう、傷む最大の原因はアルカリなんです。

 

なぜ、アルカリで傷むのかというと

 

それは、アルカリがくると髪の毛のキューティクルが浮いてきます。

 

浮いてくると手触りも悪くなるし・・・髪が傷んだという感じになりますね。ガザガザしてくるとか。

こうゆう感じをあなた自身やお客様や美容師さんが感じるようになります。

つまり手触りが悪くなるということはキューティクルが開いてきますよ~ということなんですね。

 

そう、ちょうどこんな感じ。

キューティクルが浮いて開いている状態です。


 

アルカリが高ければ高いほど髪のキューティクルが浮いて中のたんぱく質が出てきて傷んでくるということなんです。

 

じゃ、イチゴカラーはこのようにならないか?というとイチゴカラーもなるんです・・・

だけど、キューティクルの浮きの度合いが全然違うんですね。

 

なぜ、そうなるのか。というと、

 

2剤の過酸化水素は酸性なんですね。

1剤はアルカリです。

 

イチゴカラーは1剤:2剤の混合比が1:5ですので、混合時2剤がいっぱい入ってくるので、混ぜたときにアリカリ度が下がるんです。

しかも、ペーハーはあまり下がらない(ただし、ペーハー1違うと10倍違い、ペーハー2違うと100倍違います)が、アルカリ値は下がるように設計されています。

それでも、リフトをしっかり上げて発色もしっかりさせるのですごい!

 

まとめると、アルカリ値が高いということが髪にダメージを与える。

しかし、イチゴカラーは酸性の2剤が多くなり薄めるので、全体としてペーハーも下がるしアルカリ値が下がる。

アルカリ値も下がるから髪の傷みも少なくなる。

 

これがイチゴカラーの特徴の一つなんですね。

 

実際、イチゴカラーで白髪染めをしていただくと実感してもらえると思います。

 

さらに、前にも書きましたが

イチゴカラーの2剤にはトリートメント成分が入っていますので、放置時間の30分間トリートメントをしているような状態になるのです。

 

ダブルの効果で、髪のダメージを少なくして白髪をしっかりと明るく染めることができるのです。

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。