<ラクトントリートメントメニュー>
トリートメントカラーのラクトンカラーは色々活用方法があります。基本的には、イチゴカラーの補色、イチゴカラーでしっかり白髪を染めてからのラクトンカラーでのWカラー。
イチゴカラーライトナーでトーンアップしてからのラクトンカラーでのダブルカラー。さらにラクトンカラーのみをトリートメントカラーとして塗布する方法などなど・・
今回は、トリートメントカラーの応用編として、既染部のカラーを利用してのトリートメント効果がしっかり出るメニューでの講習です。
before
ラクトンカラーを作ります。今回はラクトンカラー・イエロー+コントローラーを1:9の混合比率で作り塗布します。
ラクトンカラーにもコントローラーにも、髪質改善効果があるメドウラクトンをふんだんに入れてあるので、そのトリートメント効果はかなり期待できます。逆にいえば、この組合わせはトリートメントの中に染料が少し色が染着する程度入っているとなるでしょう。アルファ水があるので、アルファ1(アルカリ水)で粘度を調整します。
シャンプー後に、ウエット状態で塗布。
加温15分。この加温はヘナキャップでもOKです。どちらかというと、湿熱より乾熱の方が染着がいいかと感じます。
タイム後に、しっかり流してシャンプー。コントローラーをつけて後処理をしてからお流し。
仕上げです。
メドウラクトンの効果(熱を加えることで毛髪ケラチンのアミノ酸と化学結合(アミド結合)を形成して、疎水性相互作用で毛髪を疎水化し、髪質改善を可能にする)ことを考えるとアイロン仕上げがベストですが、今回はドライのみの仕上げです。
このように、ラクトンカラーは、①イチゴカラーの補色+同じ色味での既染部トリートメントカラー②イチゴカラー+ラクトンカラーのWカラー③トリートメント重視のトリートメントカラーなどの活用があります。
まだまだありますので、どんどん紹介していきます。次回は、もろラクトンカラーのみでの塗布での講習内容を紹介していきます。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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