· 

イチゴカラー講習・美容室結女様

地元も地元の美容室結女さんでのイチゴカラー講習。

今年、開店29周年おめでとうございます。いつも花いっぱいのお店に、ささやかな花をお祝いに持って行きました。


早速イチゴカラー講習にうつりますが、まずはいつもの髪芝居を使い、イチゴカラーの特長をしっかり頭に入れてもらいます。

施術前にイチゴカラーの特長、放置時間を利用してさらに詳しい説明をします。

 

出来上がりの薬剤は1:1のカラー剤と同じ量ですが、イチゴカラーの場合1剤が少ない分、アルカリやジアミンの影響が少なくなり、大切なお客様の髪が傷みにくく、頭皮がしみにくく、臭いも軽減されます。さらに2剤が多い分、過水の力が高まるので明るくしっかり染まり、8レベルでも浮かないのがイチゴカラーの人気の秘密です。


今回は、シンプルにイチゴカラーの良さを分かってもらいためにスタッフさんにNB-8単品で染めます。

混合は2液から先に入れて、その後に1剤を入れる方がしっかりと混ぜることができ混ざりムラが少なくなります。あとはしっかり大きめなマドラーでよく撹拌してください。




イチゴカラーを塗布していきます。

基本ドライヘアに塗布。染まりづらい部分や色を入れたい部分から塗布していきます。今されている白髪染めの塗布テクニックでOKです。

毛先に吸い込みが考えられるときは、時間差でウェット状態にしてからコーミングで薬剤を伸ばしていきます。


塗布後に、キャップ・ラップをかけて自然放置(20~40分・平均30分)

NB-8をしっかり入れたい時は、40~45分放置。

また、自然放置30分が基準となりますが、タイムが早いと赤みが強く出る場合があります。(カッパー色)

赤みはBK-1で調整します。(例:1剤 19g+BK-1 1~2g)

また、もう少し明るくしたい場合は、ライトナーで調整します。(例:1剤 19g+ライトナー1~2g)

タイム後にカラーチェック。理想の明度・彩度になっているかを確認します。

シャンプーもしっかり乳化して、よく濯いでからアフターシャンプーとトリートメント(極力少なめ)をします。

ここで、アルファ2の高電解酸性水を使用すると、さらにいい仕上がりとなります。

うかないでキレイに明るく染まりました。

「えっ、白髪どこにあったっけ?」との声が出るほどです。

一緒に参加された先生のお友達も、その結果に納得。

翌日、結女さんと同じくイチゴカラーを注文いただきました。ありがたいことです。

 

今回が、イチゴカラー臨店講習の基本的なやり方です。ご希望のサロンさんは御遠慮なく講習依頼を出してくださいね。

 

今回も長くなりました。最後までご覧いただきありがとうございました。