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パセ実験解説ティージュ編

前回のフイヤージュに続いて、今回はティージュを使ってのポリイオンコンプレックスによる内部修復の実験です。

容器にラスィーヌトリートメントを入れて、マドラーでよく撹拌します。


ここまでは、他メーカーのトリートメントでも同じような状態になります。トリートメント成分が水に溶けた状態です。

しかし、パセはここからが一味違うのです。この白く濁った水に、ティージュを加えます。


その瞬間、瞬時に凝固します。これはトリートメント成分が瞬間移動して、瞬時にゲル化(コンプレックス)した状態です。


これを毛髪で行うことで、毛髪内部に栄養分(トリートメント成分)をゲル化させしっかり補充。頭皮に潤いを与え、毛髪を太くしボリュームアップすることになります。

 

特にダメージホール(空洞化)部分にトリートメント成分とティージュが混ざりあいゲル化。

ゲル化することでしっかりとどまります。使い方もフイヤージュと同じく簡単。

 

ラスィーヌトリートメントをまずは損傷部中心に、その後頭皮から適量を全体に塗布。

ハリ・コシを出したいときは、そのままティージュをつけ、柔らかく仕上げたいときは、軽くチェンジリンスしてからティージュをつけます。まぁ、ここの加減がビミョーに難しいという先生もいらっしゃいますが…

 

ティージュはつけすぎに注意。頭皮から毛先まで全体に塗布するのですが、使用量がショートで1円玉大、ミドルで10円玉大、ロングで500円玉大でOKです。

 

 

こちらの画像も、パセを取り入れた先生からの依頼ですが、皆さんと共有したいと思います。パセをお客様にアピールしたいサロンさんはぜひ活用して下さいね。解説文もお使い下さい!

 

今日は、パセ実験解説ティージュ編を書きました。次はゲル化した髪の変化を書く予定です。お楽しみに!

 

今日もご覧いただきありがとうございました。