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パセを前処理として使うとこうなる。

先日の唐津市での理美容研究会でのアデュール・パセ頭皮ingヘアエステシステム講習です。

 

今回のテーマはパーマ。先生のご年配の細い髪にパーマをかけるのに、前処理で髪に付着したものを完全除去→トリートメント成分補充→ゲル化して固める工程を行ってからパーマを施術します。

 

ご年配の髪には、とくに空洞化が見られるといわれています。この空洞化を先に修復してからパーマをかけます。これは、ご年配の髪だけでなく、軟毛・細毛・ネコ毛にも有効かと考えます。

 

もちろん、前処理と同じ工程をロッドアウトお流しあとに、今度は残留パーマ液完全除去→トリートメント成分補充→ゲル化させて頭皮に潤いを与えて、毛髪を太くしてボリュームアップさせる後処理をします。

 

まずは、軽くシャンプーしてお流し後にシャンプーボールに3リットルほどのお湯をためフイヤージュ3プッシュ(約9cc)入れ希釈水を作り全体にかけます。


ラスィーヌトリートメントを丁寧に塗り込みチェンジリンス後、軽くすすぎタオルドライしてティージュを少量塗布します。前処理は少量でいいです。そのあとパーマ工程にはいります。


パーマ工程前に大先生のbefore


なんと、パーマをかけるのは7年ぶりだとか。施術するのは、お世話になっている諸岡先生なので先生も安心の笑顔✨

 

使うパーマ液は、シスを使用。水巻で巻いていきます。ここでアルファ1(高電解アルカリ水)があればバッチリです。

 

ロッドは、通常は細いロッドを選ぶことが多いかと思いますが、今回は求めるカールが出る太さで巻いています。


ワインディング(水巻)→タイム→中間水洗→2液塗布→タイム→ロッドアウト

 

ロッドアウトです。


使用したロッドに対して求めるカールが出ています。

 

さぁ、ここからさらにパセります。

 

お流し後に前処理と同じようにフイヤージュをためたお湯に3プッシュして希釈水を作りカラーカップで丁寧に3分間かけます。


希釈水を流して、そのままラスィーヌトリートメント塗布。軽くチェンジリンスしてすぐにゲル化させるティージュを塗布。

この時、手に取ったあとによく切ってから塗布します。


塗布後に髪がキュッとした感じになればOK!すすいでタオルドライ。セット面に移動してもらいます。


おおっ、しっかりウェーブが出ていますね。

 

仕上げです。

一本一本がしっかりした感じで、力強いボリュームが出ています。諸岡先生も上から押して確かめます(笑)

まさに毛髪を太くしてボリュームアップさせた感じです。



施術していただいた諸岡先生の感想

 

「リッチがよく出ていますし、毛先のチリつきも少なく、しっとり感もありますね。パサつきがないと言うことは、潤いがあると言うことです。」

 

「すでに、自分の店では使っていますが、いいですよ。仕上がりが違いますね。」

 

7年ぶりにパーマをかけた先生も大満足の仕上がりでした。

 

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。